六角堂(頂法寺)
六角堂(ろっかくどう)について
正式名称 頂法寺(ちょうほうじ)
御本尊:如意輪観音
宗旨:天台宗
西国三十三所観音霊場第十八番札所
洛陽三十三所観音霊場第一番札所
由緒
本堂が六角宝形造であることから、一般に「六角堂」で親しまれています。
開基は聖徳太子で、四天王寺建立の用材を求めて太子がこの地を訪れた時、霊告によってこの地に御堂を建て、守護仏の観音像を安置したのが始まりと伝えれています。
長徳2年(996年)には花山法皇の御幸があり、西国三十三所観音霊場となったと伝えれています。
建仁元年(1201年)、親鸞聖人が当寺に百日間参籠して霊告を受け、後に真宗を開宗する根源となりました。
(六角堂内の説明書より参照)
六角堂の写真
(撮影日:2020年1月9日)
本堂
へそ石
桓武天皇の延暦12年(793年)長岡京より平安京へ遷都の時、六角堂の所在が道路の中央に当たったため天皇が遷座を祈願されたところ御堂が自ら5丈(約15m)ばかり北へ退き、この石はその際に取り残された礎石であると伝えられています。
六角堂は下京の町衆の寄合の場であり、場所も京都のほぼ中央に当たることから人体にたとえて「へそ石」とも「要(かなめ)石」とも呼ばれています。
六角堂を創建した聖徳太子を祀っています。
石不動
親鸞堂
日彰稲荷
唐崎社
お地蔵さん
一言願い地蔵
一つだけ願い事を叶えてくれるお地蔵さんです。
少し首を傾げているのはお参りに来られた方の願いを叶えてあげようかどうしようかと考えている姿です。
羅漢様とは仏の教えを護り伝えることの出来る優れたお坊様に与えられた名前です。
十六と言うのは方位の四方八方を倍にした十六を表し、あらゆる場所に羅漢様が居られることを意味しています。
この羅漢様は「和顔愛語(わげんあいご)」を実践せれ、いつも「にこにこ」されています。
「和顔愛語」の教えとはいつも優しい顔つきで、穏やかに話しをするように心がけてさえいれば、必ず良い報いがあると説かれたものです。
鐘楼堂
六角堂の御朱印
六角堂の所在地
〒604-8134 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248