令和の庭「鶴鳴九皐」初公開中の霊源院
霊源院(れいげんいん)について
霊源院は健仁寺の塔頭寺院です。
室町時代初期(1394年)において、龍山徳見和尚によって「霊泉院」が開山されました。
後に「霊源院」と改名されます。
一方、南北朝時代中期(1367年)において、中巖圓月和尚が「妙喜世界」を建立し、建仁寺に移築されました。
後に「妙喜庵」と改名されます。
この二つの寺は、明治時代において合併し、「霊源院」となりました。
建立当時の霊源院は、現在の総合大学としての機能を備え、「建仁寺の学問面」を代表する寺院でもありました。
霊源院の写真
令和の枯山水庭園「鶴鳴九皐」(かくめいきゅうこう)が2020年12月13日まで公開されています。
左がインド、中央が中国、右が日本を表現しています。
<インド>
黄色の石はインドから運ばれてきました。
触ってみると他の石に比べてひんやりとしていました。
<中国>
石陰に足利義勝の達磨が置かれています。
<日本>
左の石が亀、右の石が鶴を表現しています。
霊源院の御朱印
この他に足利義勝、今川義元、太原雪斎などたくさんの限定御朱印があります。
霊源院の所在地