二尊院
二尊院(にそんいん)について
宗旨:天台宗
山号:小倉山
由緒
嵯峨天皇の勅願により第三代天台座主(円仁)が承和年間(834~848年)に建立したことに始まります。
鎌倉時代の初期には法然上人が二尊院に住んで法を説かれ、関白九条兼実公を筆頭に多くの信望を集めて栄華を迎えました。
第三世の湛空上人は土御門天皇と後嵯峨天皇の戒師となりました。
第四世の叡空上人も後深草天皇、亀山天皇、後宇多天皇、伏見天皇の四帝の戒師となり、二尊院はますます栄えました。
応仁の乱(1467~77年)の兵火で諸堂は全て焼けましたが、永和18年(1521年)に第十六世恵教上人のときに、三条西実隆公が諸国に寄付を求めて本堂、唐門を再建しました。
二尊院の寺名のもととなっている二尊は、極楽往生を目指す人を此岸から送る「発遣の釈迦」と、彼岸へと迎える「来迎の弥陀」の遣迎二尊です。
(『二尊院のパンフレット』より参照)
二尊院の写真
(撮影日:2019年12月4日)
紅葉は例年11月中旬から12月上旬に見頃を迎えます。
総門
紅葉の馬場
桜ともみじの木が植えられています。
少し見頃は過ぎてしまいましたが・・・上の方は綺麗でした。
勅使門(唐門)
本堂
本堂から六地蔵菩薩さんを見ることができます。
六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天)に苦しむすべての衆生を救済します。
餓鬼道能化大徳清浄地蔵菩薩
畜生能化大光明地蔵菩薩
天道能化大堅固地蔵菩薩
人間能化清浄地蔵菩薩
弁天堂
しあわせの鐘(鐘楼)
八社宮
小倉餡発祥之地
二尊院の秋限定の御朱印
秋限定の御朱印です。(書き置き)
二尊院の所在地