服部天神宮
服部天神宮(はっとりてんじんぐう)について
御祭神
少彦名命(すくなひこなのみこと)
菅原道真(すがわらのみちざね)公
由緒
その昔、朝鮮を経由して日本へ渡ってきた秦の人々は、機織(はたおり)の技術を伝え、秦氏(はたうじ)という姓氏を与えられ、機織部(はたおりべ)として各地に住み着きました。
秦氏は医薬の祖神・少彦名命を尊崇していましたので、この地に小祠を建てて少彦名命をお祀りしていました。
昌泰(しょうたい)4年(901年)、菅原道真公が太宰府へ向かう途中、この辺りで持病の脚気に悩まされ、足がむくんで一歩も歩くことができなくなりました。
村人のすすめで、医薬の祖神・少彦名命を祀る小祠に平癒を祈願したところ、不思議に痛みやむくみが治り、再び健康を取り戻して、無事太宰府へ辿り着けたと伝えられています。
菅原道真公没後、合祀することになり、服部天神宮として堂宇を建立しました。
菅原道真公の故事にちなみ「足の神様」として崇敬を集めるようになりました。
(『服部天神宮のパンフレット』より参照))
服部天神宮の写真
東の入り口
西の入り口
拝殿
大阪で足の神様と言えば服部天神宮が有名です。
サッカー守などもあり、多くのスポーツ選手が参拝に訪れます。
「足踏み石」祈願台座
履物を脱ぎ、本社に拝礼した後、台座に座り「足病平癒・健脚」などを祈願します。
草履堂
足の病が平癒した後にお礼参りに来られ、奉納された草履をお祀りしているお堂です。
初酉稲荷社
「衣」「食」「住」の守護神である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀り、古く徳川時代初期から天神宮境内に鎮まり、氏子崇敬者に崇敬されてきた古社です。
服部天神宮の御朱印