袴の帯の結び方・袴の着付け
袴の帯の結び方
長襦袢は着物と同じようにおはしょりを作るなどして短めにします。
着物はふくらはぎくらいの丈になるようにおはしょりを長めにします。
前板は不要です。
袴の帯結びはリボンのボリュームを少なめにしたいので、半幅帯は薄くて短めがおすすめです。
１．手先約70㎝を背中心に合わせ、三角に折ります。
（手先は少なくても50㎝はとって下さい。）
２．胴に２回巻きます。
３．手先を右側に寄せ、半分に折ります。
４．タレを三角に折ります。
５．タレをさらに半分に折り細くします。
６．手を上に結びます。
７．タレを渦巻き状にして約20㎝の羽根を作ります。
８．羽根を二つに折ります。
９．手先で羽根を包みます。
１０．もう一度、手先で羽根を包みます。
１１．余った手先は帯の上線から入れて帯の下に出します。
１２．手先を小さく折りたたんで帯の中に入れます。
袴の着付け
袴はヒダが多く、紐が細くて長い方が前です。
後ろはヒダが少なく、紐は太くて短いです。
後ろにはヘラがついているものもあります。
１．袴はスカート状になっているので、下に広げて足を入れてもらいます。
袴の丈は草履の場合はくるぶしが隠れるくらい、ブーツの場合はくるぶしが見えるくらいになるようにします。
袴が長い場合は外側に1回折ります。
短い場合は少し帯を下げます。
２．前の紐から結びます。
帯が約２㎝見えるようにします。
中心を確認し、左右をクリップでとめます。
紐を後ろに回します。
３．リボンの上で紐を２回かけてしっかり締めます。
４．ねじり戻して、羽根を押さえて、前に回します。
５．紐は衿の打ち合わせと逆になるように重ねます。
６．下の紐は折り上げて後ろに回します。
上の紐はそのまま後ろに回します。
７．リボンの下で蝶々結びか片蝶結びにします。
８．後ろの紐を結びます。
袴にヘラがついている場合は帯と着物の間に差し込みます。
袴の紐を背中に当て、紐の下側がリボンの上になるように帯に覆いかぶせます。
紐を前に回します。
９．紐が緩まないように左右をクリップでとめます。
１０．衿の打ち合わせと同じように重ねます。
１１．上の紐ですべての紐（後ろの紐1本、前の紐２本）を包みます。
１２．蝶々結びをします。
１３．長い紐を結び目の下から上に出します。
１４．紐を2本揃えて下から上に出す。
リボンの位置は好みなので、左右どちらでも構いません。
