薬の神様「少彦名神社」で新型コロナウイルス終息祈願
少彦名神社について
御祭神
少彦名命(すくなひこなのみこと):日本医薬の祖神
神農炎帝(しんのうえんてい):中国医薬の祖神
由緒
安永9年(1780年)10月、薬種中買仲間が道修町(どしょうまち)に医薬安全を祈願し、以前より祀っていた神農氏とともに少彦名命を合わせ祀ったのがはじまりです。
通称「神農さん」として親しまれています。
神虎(張子の虎)
江戸末期の文政5年(1822年)、大坂でコレラが流行した時、道修町の薬種仲間が疫病除けの薬として「虎頭殺鬼雄黄圓」(ことうさっきうおうえん)という丸薬をつくり、合わせて「神虎」のお守りをつくって神前で祈願した後、施与しました。
虎は古来より、邪を祓い鬼を退治するといわれており、大坂の郷土玩具である張子細工で虎をつくりお守りとしました。
現在では万病平癒、無病息災のお守りとされています。
(「少彦名神社の由緒書」、「少彦名神社内の説明書」より参照)
少彦名神社の写真
大阪市内のビルの谷間にある神社です。
境内は陰になり、7月とは思えない涼しさでした。
細長い参道にはたくさんの薬が陳列されています。
薬の神様に新型コロナウイルスの終息をお願いしてきました。
少彦名神社の御朱印
7月に授与される夏詣御朱印です。
少彦名神社の所在地